具材とスープの色を合わせれば、鍋も白ワインと合わせられる!?
ワインに鍋をあわせるというと、少々意外な組み合わせだと思われるかもしれません。
しかし西洋ではブイヨンやブイヤベースなどを用いたスープや煮込み料理などがワインと供されるといったことも珍しくはなく、「ワインと鍋」は工夫次第では非常に相性の良い組み合わせとなります。
鍋とワインを合わせる際に重要なポイントとなるのが「色の組み合わせ」です。
基本的にワインのおつまみを選ぶ際には、ワインとおつまみの色を合わせるという方法が良いとされています。
そのため、鍋をおつまみにする場合も具材やスープの色が白に近いものであれば、白ワインのおつまみとして最適ということになるのです。
また、あっさりしたスープにはあっさりしたワインと、こってりしたスープには熟成の効いた濃厚な風味のワインといったようにそれぞれの風味を合わせることもとても大切です。
白ワインとマッチする鍋① ちゃんこ鍋
白ワインとマッチする鍋として代表的なのがちゃんこ鍋です。
ちゃんこ鍋には、ご存知のように野菜や海鮮、そして鶏肉などの具材が豊富に使われています。そのため白ワインと非常に良く合うのです。
またちゃんこ鍋は専用のスープなども市販されており、必ずしも自分で出汁を取る必要もないことから、初めてワインと鍋とを組み合わせるという方にもおすすめできます。
ちゃんこ鍋に合わせるワインの種類としては、すっきりとした味わいが楽しめるシャルドネが特におすすめできます。
白ワインとマッチする鍋② もつ鍋
もつ鍋は獣肉系の鍋ではあるものの、比較的あっさりとしたスープであるため口当たりの良い白ワインとも良く合います。
元々もつ鍋と白ワインとの相性は良いのですが、ここにすだち等柑橘系のものを風味付けとして用いることにより、さらに相性を良くすることができます。
柑橘系はもつ鍋の持つやや独特のくさみを爽やかな風味によって和らげてくれる上、ワインの酸味にも寄り添えるという優れものです。
もつ鍋意外にも、ワインと鍋を合わせる際にはすだちやゆづ、レモンなど柑橘系の調味料を使うとより相性が良くなる傾向があります。
白ワインとマッチする鍋③海鮮寄せ鍋
これまでにも述べてきたように、白ワインは海鮮系の食材との相性が抜群です。
当然、その海鮮系をメインにした寄せ鍋との相性も抜群に良いのです。
特に寄せ鍋の定番具材である鱈や牡蠣などはヨーロッパなどでも白ワインと一緒に食すことが多い食材であり、そういった点でも大変おすすめだといえるでしょう。
オススメのワイン通販サイトでとっておきのワインを見つけて鍋を楽しんでくださいね。